終戦記念日を迎えて
ご無沙汰してます。
さて、今日は終戦記念日ですね。
私が小学校1年生の頃、雨が降るといつも同級生数人が「放射能だ~」「黒い雨だー」と言って室内に逃げ込む「黒い雨ごっこ?」のようなことをしていたことをふと思い出しました。
もちろん戦後すぐではなく、当時も戦後数十年経っていました。
私は当時ポカーンとしていたので、放射能についてもよくわからないまま、同級生と一緒にワーワー言いながら室内に逃げ込んでいました。
なんであの時、同級生達は雨が降るたびに放射能だの黒い雨だの言ってたのかな~と改めて考えたのですが、当時私は鳥取に住んでいました。
鳥取は被爆地ではないですが、広島が近いので同級生は祖父母から被爆した話を聞いていたのかな、と思いました。
戦後76年が経ち、被爆者も生存者が少なくなっています。
私たちは豊かな時代に生まれ、また平和な日本という地に生まれましたが、被爆国としての過去の歴史を忘れずに平和を創り出していく一人一人であることの大切さを感じさせられました。
そのためには歴史を伝えていくこと、思いを伝えていくことが大事だと感じました。
今はコロナの感染が爆発的に増え、重症患者も多く、死亡者もとても多い状況が続いています。
入院もなかなかできず、命の選別を行なうしかないようなひっ迫した未曾有の事態が起こっていると連日ニュースが流れています。
戦後スラム街でマザーテレサが「神の愛の宣教会」というホスピスを作りましたが、ホスピスの目的は「飢えた人、裸の人、家のない人、体の不自由な人、病気の人、必要とされることのない全ての人、愛されていない人、誰からも世話されない人のために働くこと」でした。
全ての命が大事な命で、本来は優先度などなく神様は全ての人を愛していらっしゃると思います。
コロナ禍でうつ病や自殺者も増えているという悲しい現実がありますが、神様の愛の心を持って、いつも平和を創り出す人になりたいと願いますし、世界中に平和が広がることを願うばかりです。
この終戦記念日に1人でも多くの人が平和を願い、平和を創り出す人になることを願っています。