「叱ること」について
緊急事態宣言が解除されましたが、もともとステイホーム好きのぴよこは相変わらずお家カフェを満喫して過ごしております♪
しかし、急な解除だったので解除要請になった施設やお店の責任者は大変な状況ではないかと思います。
そして世のお父さんお母さんも急な展開にてんやわんやではないかと想像しております。
これからは学校も少しずつ再開し、生活が変わっていくと思いますが、この変化をより良く迎え、皆がよりHappyに過ごせる社会が広がっていくことを願っています。
さて、今日は「叱ること」について書いていきたいと思います。
「叱ること」は大人→子どもだけではなく、上司→部下、先輩→後輩などどの世代にもあることですよね。
相手が何か間違えたり良くないことをした時に「注意する」「教える」ことが「叱る」ことですが、「怒鳴る」ことが「叱る」ことだと思っている大人も少なくないと感じます。
「怒鳴る」ことは威圧したり権力を誇示することに過ぎず、「叱る」ことではないのです。
子育てにおいても「子育て=しつけ=叱ること」と認識している日本人が多いと感じます。
大人でも子どもでも、続けて一方的に怒鳴られたり叱られたりしていたらスルースキルが身につき、慣れてしまいます。
相手にスルースキルが身についてしまうと子ども、部下、後輩によく育ってほしいと思っても必要な話が届かなくなってしまうので、本末転倒です。
かくいう私も前回の記事に書いたように以前は毎日叱ったり、大きな声で「ダメダメー!」を連発していました。
この「ダメ!」は日常茶飯事、各家庭で使われていることが多い言葉ですが、実は強い否定語です。
なので、人に危害を加えたり命の危険がある時などの非常事態、強く教えなければいけない場面のためにとっておいてほしい言葉なのです。
狼少年の話のように「狼が出た!」という非常事態の言葉を日常茶飯事使いすぎない、ということです。
では「叱る」時にどうするのが好ましいのか?
それは「自分主体」で相手に伝えることだと私は考えています。
「〇〇してはいけません」は「規範のため」に叱ること。
「〇〇したら△△ちゃんが泣いてるでしょ」は「△△ちゃん主体」で叱ること。
「あなたが〇〇したら私は悲しい」は「自分主体」で叱ること。
「叱る」ことはたいていの場合、相手によくなってほしいと思ってすることだと思います。
なのでその思いを入れて相手に伝える時、相手に伝わるし、双方ともに余計なエネルギーを使わずに済むと感じています。
目の前の「失敗」や「間違った行動」といった結果を修正しようとばかり考えず、「相手によくなってほしい」という根本の気持ちを素直に伝えることで親子関係でも会社などの上下関係においても、平和がなされていくことを願っています(*^-^*)