世界の平和は子どもから ~モンテッソーリの言葉~
ぴよこです🐣
コロナ禍が続く中、毎日様々なニュースが入ってきます。
時々ほっこりする心温まるニュースもありますが、コロナによる差別やいじめ、虐待、DV、自殺・・・心の痛むニュースが絶えず、心が痛みます。
また、世界には子どもが労働の道具とされていたり、性的な対象とされたりしている国もあると聞きます。
悲しくなるばかりですが、本来子どもとは何か?という問いに答えをくれたのが、今勉強しているモンテッソーリでした。
モンテッソーリ(1870~1952)はイタリアの女医であり、研究者であり教育者です。
モンテッソーリは「教育の基本原則は、子どもと大人は違うということを知ることです」と言いました。
人間は大人期に達した者と、そこに至る過程を生きている子ども期の二種類あって、その両者は南極と北極くらい離れた世界にいるのだとさえ言われています。
そして、南極から北極には瞬間移動できないように、様々な過程を経て大人期に到達します。
この発達の過程や段階については、また別途書こうと思います。
モンテッソーリは子ども達と接するようになり、多くの宝を発見するようになります。
「小さな子どもの魂の奥底には、大人にはまだ知られていない深い秘密がある」と著書にもあります。
そして、「私の生涯は真理の探究のために費やされました」と述べているように、子どもの研究に尽力した方です。
モンテッソーリの「子どもを見る視点」が私にとって様々な衝撃を与えてくれました。
モンテッソーリの言葉の中で、好きな言葉をいくつか紹介します。
・子どもは大人を正しい社会的生活に導くことができる精神的な先生である。
・子どもは私たちの本当の自然の姿、私たちの隠された様々な可能性を明らかにしてくれる。
・子どものおかげで我々に平和な世界への扉が開かれようとしている。
・子どもは迷路でさまよう大人に行く手を示すため、自分自身を現わしている。
子どもは一見わがままな存在に見えますが、私自身も子どもからたくさんのことを教えてもらい、育ててもらいました。
世界がより良く変化していくために、「子ども」の存在を見直すことが大事だと感じます。
また、モンテッソーリの言葉にはこのような言葉もあります。
「政治にできることは紛争を回避することのみであるが、平和を建設するのは教育の仕事である。」
正しく子どもを理解し、教育することで世界に平和が広がることを願ってやみません。
愛の世界が広がりますように☆