Sail of the Lord Church(セイルオブザロードチャーチ)保育士ぴよこのブログ

Sail of the Lord Church(セイルオブザロードチャーチ)保育士ぴよこのブログ

東京都足立区キリスト教の教会Sail of the Lord Church(セイルオブザロードチャーチ)に通う保育士、ぴよこのブログです♪

ぴよこ🐣の名前の由来

保育士のぴよこです🐣

ぴよこというペンネームをつけたので、今回は由来を綴ってみます☆

元々ひよこは親鳥を求めて「ひよひよ」と鳴く子だから「ひよこ」と名付けられたそうです。

そして、「生命の光」の喩えとして扱われることもある存在だそうです。

 

ひよこはとてもかわいいですが、「赤ちゃん」や「未熟な者」の喩えとしてもよく使われますよね。

ぴよこは社会人歴も長くなってきましたが、いくつになっても傲慢にならず「学ぶ姿勢」と「愛嬌」を大事にしたいと思って、このペンネームを付けました。

 

ところで、コロナ禍が深刻なアメリカでは先月頃からひよこがバカ売れしているそうです。

www.newsweekjapan.jp

毎年イースター(復活祭)前の時期になると孵卵場は大忙しでひよこを大量出荷するそうですが、今年は入手困難になっていたそうです。

コロナ禍で外出できない中、ふわふわの体に触れたり、お世話をすることで癒しを得るためにひよこを育てる人が多いそうです。

 

【ひよこの特徴について】

・4ヶ月半~半年で成鶏になる。

・交尾をしなくても約25時間に1個卵を産む(雌鶏)

・ひよこのうちは雌雄の判別がとても難しい。

(専門の国家資格である鑑定士でないと判別できない特殊技能)

 

ひよこの成長の時期とコロナの一番大変な時がちょうど重なるのも人気の理由の一つかも知れません。

しかし、ニワトリになってからは雌は毎日卵を産んでくれますが、雄は何もできないので、過去には大量にニワトリの雄が捨てられ殺された、という悲しい事件もあったそうです。

アメリカでは、ひよこは株価が下落したり、大統領選の年といった、先が見えない時期によく売れる傾向があるそうですが、ひよこも大事な命なので、一時の癒しだけではなく最後まで責任を持って育ててほしいな、と感じるぴよこです🐣

 

今回のコロナ禍を通して、身近なペットや家族、友人だけでなく、地域、社会の価値を見直し、お互いを大切にし合える文化が広がっていくことを願っています🎵

f:id:sailch-e:20200517174320j:plain

 

保育所保育指針の改定について

保育士のぴよこです🐣

小中学校、高校などの学習指導要領が新しくなり、プログラミングが導入される等の話は話題になっていたので、教育関係者でなくても知っている人は割と多いと思います。

この「新・学習指導要領」ですが、

小学校:2020年度から実施

中学校:2021年度から実施

高校:2022年度から実施

となっております。

 

幼児保育においても幼稚園指導要領、保育所保育指針というものがありますが、これらは小中高の実施に先立ち、2018年度から改定され実施されるようになりました。

これらは基本的には10年おきに改定されます。

今回改定されたポイントがいくつかあるので、整理して書いていきます。

保育士としては嬉しく、画期的な改定がたくさんありました♪

 

1、「乳児」と「1歳以上3歳未満児」の保育に関する記述が充実した!

・これまでは「おまけ」程度にしか書かれていなかった3歳未満児の保育について新たな項目が立てられ、細かく記述されるようになりました。

2、「養護」の意味を改めて確認し、徹底していくことの強調

・子どもを「保」護(養護)し、教「育」するから保育であるとの認識を改めて確認し、養護と教育の一体性の大切さが強調されるようになりました。

・養護と教育の一体性を成す上で、「保育者が一人一人の子どもの心の基地になる」という関係性や環境があることが前提であるという考えが示されるようになりました。

3、保育所は幼稚園、認定子ども園と同等に、幼児教育機関としての役割を果たす。

(認定子ども園について)

・元々日本の幼児教育、保育施設は幼稚園、保育所のいずれかでしたが、幼稚園は文部科学省の管轄、保育園は厚生労働省の管轄で、それぞれ別々の考え、方針で進んでいました。

しかし、ニーズが多様化する社会の中で2006年から保育園機能と幼稚園機能を兼ね備えた認定子ども園ができるようになりました。

👆認定子ども園ができた頃から幼稚園、保育所の連携の必要性が叫ばれるようになりましたが、今回の改定で幼児教育に関する記載が共通化されるようになりました。

これまで幼稚園は教育機関保育所福祉施設と位置付けられてきましたが、今回保育所を「教育機関」と位置付けたことがとても画期的な変化でした。

4、「災害の備え」を中心に健康及び安全に関する記述が増えた。

・3.11の教訓を元にマニュアル作りや避難訓練の重要性が強調されるようになりました。

感染症対策、個別ケア、食育などの記載が充実しました。

5、職場の研修体制の強化

・職員の資質向上のための取り組みについて記載されるようになりました。

 

長くなりましたが、こうして「改定」というターニングポイントを機に、基本を見直すことの重要性を感じました。

知識、経験と共に内面も常に資質向上していきたいと感じたぴよこさんでした。

f:id:sailch-e:20200514144213j:plain

 

赤ちゃんの情緒の発達について

保育士のぴよこです🐣

これまで保育士になるまでの経緯を書いてきました。

 

思いのほか長くなり三回に渡ってしまいましたが、これまではプロローグで、これからが本題です♪

これまで学んできたことを書いていきたいと思っています☆

書きたいことはたくさんありますが、焦らずゆっくり更新していこうと思います😊

 

今日は赤ちゃんの情緒の発達について。

ぴよこは0~2歳児の保育をしてきた経験が長いのですが、結構長い間、赤ちゃんについて誤解していました。

ぴよこは赤ちゃんに対して「何もわかっていない」「お世話だけしていればいい」という思いで事務的に保育していた時期も長く、猛省しております。

 

赤ちゃんの体の発達は見ればだいたいわかると思うので、今日は精神、情緒面での発達について書いていきます。

 

★1ヶ月半~

・視力も視野も発達し、胸に抱くと大人の顔を注目する。

・母親の声を聞き分け、声を聞いて微笑んだりする。

 ★3ヶ月~

・音に対してより敏感になり、音の聞こえる方を向いたり、会話している声とその他の音を聞き分けたりする。

・声を出して笑うようになる。

★4ヶ月~

・人の顔の見分けがつき、いつも身近にいてよく関わってくれる人に対して、特に声を発したり笑ったりする。

・子どもが声を出した後で大人が声を出すのを待ったり、そしてまた声を出して返事をするなど、大人と「会話」するようになる。

 ★7ヶ月~

・いくつかの言葉を理解して、表情やしぐさで反応するようになる。

・人の表情と言葉の調子から、ある程度相手の感情を察することができるようになる。

・特定の大人への愛着が生まれ、人見知りや後追いが始まる。

 ★10ヶ月~

・意味のある言葉が出始める時期。

・声を出すことによってまわりの関心を引こうとしたり、何かを要求しようとしたり、意思を伝えようとする。

 ★13ヶ月~

・大人からの簡単な要求を理解する。

・怒る、喜ぶ、反抗する、嫉妬する、すねるなどの人間らしい感情が発達し、それをストレートに大人にもぶつけてくる。

 

この頃から自我が発達し、「自分でやりたい」という気持ちが強くなります。

身体的にも言葉の理解など脳の面でも著しく発達し、自立に向かっていきます。

 

子ども(特に3歳まで)は毎日の成長がとても大きいです。

しかし、目の前にいる子どもは一見すると何もできない存在のように見えます。

できることは少なくても情緒が日々発達している赤ちゃんだからこそ、愛をかけて育てるべきですが、悲しいことに虐待死の半数以上が0歳児という現状もあります。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019080100968&g=soc

 

虐待がなくなり、皆が愛で子どもを育て、地域で子どもを見守り、育てていく社会になることを願っています。

そしてぴよこも、いつも心に余裕を持ち、愛のある保育をしていきたいと思います(*^-^*)

f:id:sailch-e:20200512215049j:plain

 

理想の自分作りに向けて

前回は学生時代について書き、いい仲間に出会ったことで社会に出る自信をもらった、と書きましたが、進路についてはとても悩みました。

 

悩んだ結果、やはりまだ教育者になる自信はなかったので、卒業後は「まずは社会勉強をしよう」と思い、一年半位は接客業に就きました。

そして一年程経ち、「そろそろ子ども関係の仕事をしてもいいかな」と思いましたが、いきなり転職する自信はなかったので、学生時代の先生に連絡をして相談しました。

そこで、自治体が主催している「体験ボランティア」を紹介してもらい、ちょうど夏休みの期間を使って保育園の体験ボランティアに参加することができました。

 

そこで、初めて保育園という場所を経験して感じたことは、

「生活を共にする場」であるということでした。

元々「子どものための居場所になってあげられたら」という思いで教育の道を目指したこともあり、「保育園で働くことは自分のやりたかったことの実現に繋がるのではないか」と感じました。

 

それから、退職、転職という流れになり、資格を取る決意もするようになりました。

元々保育園は未知の世界でしたが、一歩踏み出した時に「自分の願っていたことに近い場所」であると感じました。

 

この経験を通じて「知らないことを理由に自分で道を塞いでしまうことの怖さ」を感じました。

そしてインスピレーションを大事にして「一歩踏み出すことの大切さ」も感じました。

 

本当は自分が願っていた道かも知れないのに「知らない」ことを理由にして自分で道を塞いでしまうこと、これは誰しもありがちなことです。

 

その理由に、人間の脳は新しい情報を入れようとするとストレスを感じるからだと言われています。

つまり楽を求めて安住しようとする本能があるから、ということです。

 

本能という敵に打ち勝って進んでこそ、日々アップデートすることができ、

「より理想的な自分を作ること」に繋がり「より理想的な未来を作ること」に繋がるのだと感じています。

 

この経験を振り返りながら、日々アップデートできる自分を作りたい、と感じました😊

f:id:sailch-e:20200509215136j:plain

 

学生時代

保育士のぴよこです🐣

 

前回は保育の道に進む決心をした経緯を書きましたが、ぴよこが進んだ学校は幼稚園教諭と小学校教諭の資格が取れる学校でした。

保育士は取れなかったので、卒業後働き始めてから資格を取得しました。

保育士の資格を取るには専門学校などに通うか国家試験を受けるかの二択なので、学生時代、国家試験の勉強をしている友人もいました。

 

でも当時のぴよこは保育士の道は考えていませんでした。

なぜかというと、自分が幼稚園出身で保育園は未知の世界だったからです。

保育士資格取得の話はまた今度書きたいと思います。

 

今日はぴよこの学生時代の話です。

学生時代は、自信のなさから人と比べて落ち込んだり、周りに合わせて流されたりしながら、教育実習に突入しました。

そこで、教員という仕事は「多くの命を任されていることであり、与える影響力が大きい」ことを感じ、責任の重さを感じました。

そして、教育実習でうまくできずたくさん怒られたこともあり、自信をますます無くし落胆していました。

 

そんな中、進路を決めなくてはいけない時期が迫ってきました。

悩んだ結果、一年間進学(修士のような制度)をして、考える猶予期間と落胆からの回復期間を経て、再び就活の時期を迎えました。

 

一年前、たくさん怒られて自信をなくして、成長の期間にしようと思って進学したはずだったので、一年間何をしてきたのか考えてみました。

 

振り返ると、この一年間は人脈を広げようと努力した結果、趣味を通じて多くの仲間を作ることのできた期間でした。

学校でも、いい仲間に恵まれた期間でした。

 

当時は遊んでばかりだった一年間を振り返って「せっかくの時間を無駄にしてしまったのではないか?」と思いましたが、今振り返ると、あの期間があったから社会に出る自信を持てるようになった大事な期間だったのだと感じます。

これまでの人生を振り返ると、決して無意味だった期間はなく全てが現在に繋がっていることを感じます。

 

今のこのコロナ期間も、人生にとって必ず必要だから与えられている時間だということをわかって、未来のために価値ある使い方をしていきたいと思う今日この頃です。

 

f:id:sailch-e:20200507183654j:plain

 

はじめまして☆

はじめまして。

保育士のぴよこです🐣

 

保育士を始めてから10年程の時間が経ちました。

他の仕事をしていた時期もありましたが、保育士生活が一番長くなりました。

 

元々私は「子どもと接するの大好き!」というタイプではなく、かなりのコミュ障、人見知りで子どもを含め全般的にコミュニケーションに苦手意識を持っていました。

その原因は、そもそも自己肯定感がとても低く、自分を認められないことから他者を認められず、自分が心を開けないことで相手を受け入れられないという悪循環から来ているものでした。

 

そんな私にとって保育士の仕事は、他の人以上にとてもハードルの高いものでした。

「向いてない」「できない」と言って涙した回数は数知れずありました。

 

そんな私がなぜ保育士になろうと思ったのか?

それは自分が中高生の時、色々つらかった時、どうしようもなかった時に学校の先生が話を聞いてくれたり、一緒にいてくれることで居場所になってくれたことがきっかけでした。

「自分は何もできないけど、自分みたいに苦しい人の居場所になれるなら助けになりたい」と思い、教育者の道を目指すようになりました。

 

初めは中高の教員を考えていたのですが、高3の夏に「本当にこれでいいのだろうか?このまま進んで私のやりたかったことは実現できるのだろうか?」と考えている時に強いインスピレーションが来て「居場所になってあげたいと思うなら中高の教員ではなく、もっと根本的な幼児教育が大事だ」と思い立ちました。

その少し前に高校の先生に「高校教師になりたいと思っている」と言ったらとても驚かれて「え~!!やめとけ~!」と言われていたことが引っかかっていたこともあり、このインスピレーションを受けてからすごく気持ちがスッキリしました。

それから急きょ進路変更をして、初等教育の学校に進学するようになりました。

 

卒業後も紆余曲折あり今に至ります。

山あり谷ありでやっとここまで来たという感じですが、確実に言えることは「この仕事を通してたくさん成長させてもらった」ということです。

 

これからは今まで学んことやもがいたこと、その他日常感じることなどを綴っていきたいと思います♪

 

f:id:sailch-e:20200504175426j:plain