赤ちゃんの情緒の発達について
保育士のぴよこです🐣
これまで保育士になるまでの経緯を書いてきました。
思いのほか長くなり三回に渡ってしまいましたが、これまではプロローグで、これからが本題です♪
これまで学んできたことを書いていきたいと思っています☆
書きたいことはたくさんありますが、焦らずゆっくり更新していこうと思います😊
今日は赤ちゃんの情緒の発達について。
ぴよこは0~2歳児の保育をしてきた経験が長いのですが、結構長い間、赤ちゃんについて誤解していました。
ぴよこは赤ちゃんに対して「何もわかっていない」「お世話だけしていればいい」という思いで事務的に保育していた時期も長く、猛省しております。
赤ちゃんの体の発達は見ればだいたいわかると思うので、今日は精神、情緒面での発達について書いていきます。
★1ヶ月半~
・視力も視野も発達し、胸に抱くと大人の顔を注目する。
・母親の声を聞き分け、声を聞いて微笑んだりする。
★3ヶ月~
・音に対してより敏感になり、音の聞こえる方を向いたり、会話している声とその他の音を聞き分けたりする。
・声を出して笑うようになる。
★4ヶ月~
・人の顔の見分けがつき、いつも身近にいてよく関わってくれる人に対して、特に声を発したり笑ったりする。
・子どもが声を出した後で大人が声を出すのを待ったり、そしてまた声を出して返事をするなど、大人と「会話」するようになる。
★7ヶ月~
・いくつかの言葉を理解して、表情やしぐさで反応するようになる。
・人の表情と言葉の調子から、ある程度相手の感情を察することができるようになる。
・特定の大人への愛着が生まれ、人見知りや後追いが始まる。
★10ヶ月~
・意味のある言葉が出始める時期。
・声を出すことによってまわりの関心を引こうとしたり、何かを要求しようとしたり、意思を伝えようとする。
★13ヶ月~
・大人からの簡単な要求を理解する。
・怒る、喜ぶ、反抗する、嫉妬する、すねるなどの人間らしい感情が発達し、それをストレートに大人にもぶつけてくる。
この頃から自我が発達し、「自分でやりたい」という気持ちが強くなります。
身体的にも言葉の理解など脳の面でも著しく発達し、自立に向かっていきます。
子ども(特に3歳まで)は毎日の成長がとても大きいです。
しかし、目の前にいる子どもは一見すると何もできない存在のように見えます。
できることは少なくても情緒が日々発達している赤ちゃんだからこそ、愛をかけて育てるべきですが、悲しいことに虐待死の半数以上が0歳児という現状もあります。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019080100968&g=soc
虐待がなくなり、皆が愛で子どもを育て、地域で子どもを見守り、育てていく社会になることを願っています。
そしてぴよこも、いつも心に余裕を持ち、愛のある保育をしていきたいと思います(*^-^*)